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TRANCEMISSON

​挑発/現象

身体は完成された技術として存在するのではなく、
常に環境・他者・偶然・緊張・欲望・記憶によって揺らぎ続けている。

挑発/現象 TRANCEMISSION は、
あらかじめ整えられた作品を提示する場ではない。

他者との遭遇、制限、選択、沈黙、誤差。
その瞬間にしか起こりえない反応の連鎖から、
ひとつの現象として立ち上がる身体を観測する試みである。

ジャンルや肩書きではなく、
その場で何を受け取り、何を返すか。

表現者たちの即時的な判断と感覚が交差するとき、
予定されていなかったものが発生する。

これは公演であり、実験であり、記録である。

一、演者は上演空間に入った時点で本規定に同意したものとみなす。

 

二、演者の行為は一切規定されない。
行動・停止・離脱・介入、いずれも自由とする。

 

三、特定の応答対象は設けられない。
空間、音、光、他演者、自己認識、いずれも対象となり得るが、それらへの応答は義務ではない。

 

四、行為の動機は問われない。
衝動・判断・誤認・無意識、いかなる起点も区別されない。

 

五、演者間の関係構築は禁止されないが、推奨もされない。
関係性は意図して生成するものではなく、観測された場合にのみ現象として扱われる。

 

六、上演中に発生したすべての出来事は記録されるが、意味づけは行われない。

 

七、いかなる行為も評価されない。
優劣・成功・失敗の基準は存在しない。

 

八、本上演において発生した事象は回収されない。
物語化・解釈・目的化は無効とする。

 

九、演者は「表現者」として扱われない。
本規定下においては、すべての存在は等価な現象発生点と定義される。

 

十、本規定は上演終了と同時に効力を失う。
ただし、発生した現象の解釈は引き続き保証されない。

挑発/現象 TRANCEMISSION は、
出演者同士が当日まで詳細を知らされない状態で集まり、
その場で与えられる条件や関係性の中から即興的に立ち上げるセッション企画です。

音楽、身体表現、言葉、沈黙、空間。
扱う素材は固定されません。

重要なのは完成度ではなく、反応です。

挑発/現象  TRANCEMISSON 0

2026年04月18日
身体/演出
今井 琴美・田中 直美・南 阿豆

Christophe Charles・舩橋 陽

会場 カフェ ムリウイ
スタッフ 木原 寛子
記録映像 今井 琴美・木原 寛子
記録写真 タグチ シンヤ
​主催 今井 琴美

 

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